労働者数が50人以上の事業所では、従業員の健康管理を行うため、産業医を選任しなければなりません。本会では、産業医の資格をもった医師が30名以上おりますので、希望があれば産業医との仲介をいたしますが、希望に添えない場合もあります。
産業医とは、事業所において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう専門的な立場から指導・助言を行う医師をいいます。産業医の要件は、平成8年労働安全衛生法の改定により「産業医は労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について厚生労働省令で定める一定の要件を備えた者でなければならない」と規定されました。
産業医の仕事は、労働者の健康管理、衛生教育、職場における健康障害の原因調査、事業所責任者に対する専門的な指導助言、職場巡視など多岐に渡っています。社会情勢の変化とともに目まぐるしく変わる職場環境で産業保健サービスも最新で高い水準が要求されています。